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コラム

コウチーニョはこう使え! リバプール戦略会議

  • 2013.08.07 Wed 14:10
現地時間8月6日、スアレスが移籍願望を公に明言しました。これにより次のシーズンは彼の居ないチームで臨むことが確定的となりました。そして自ずと話題に上がるのがスアレスの穴をどうやって埋めるのか、攻撃力低下をどう防ぐのかです。スアレス級の選手が抜けた穴は、さすがに残った選手だけで埋めることはできません。では補強はどこをどう補強すべきか、それを考えていきたいと思います。問題を解決するには、現時点で置かれた状況を正しく認識する必要があります。そこでまず、リバプールの攻撃陣の顔ぶれとポジションごとの序列を確認しましょう。

formation0804.png
太字:現時点でのレギュラー候補
赤字:今夏新加入



CF:センターフォワード
1番手…ダニエル・スタリッジ
2番手…イアゴ・アスパス
3番手…ファビオ・ボリーニ
スアレスが退団すればここはスタッリジが不動の1番手でしょう。本人は色々動き回りたいようですが、最前線でボールキープできるフィジカルとテクニックを備えたCFは彼くらいです。また昨シーズンからやっている分、他の選手との連携もすでにある程度できています。アスパスはボールタッチに天賦の才がありますが身体を張るタイプじゃないので、下がる動きなどで上手く2列目の選手と絡んでチャンスを作れるよう連携を磨けば。ボリーニは残念ながら動きに無駄が多すぎます。裏を取る動きに精彩を欠く今、他に武器のない彼には厳しい時期でしょう。


RWG:ライトウィング
1番手…スチュワート・ダウニング
2番手…ラヒーム・スターリング, ジョーダン・アーイブ
ここはダウニングが苦労してレギュラーの座を掴みとった場所ですが、プレシーズンマッチで猛アピール中のティーンエイジャー2人の突き上げが激しい今日この頃。しかし「ジョンソンと組めるウィング」となるとその二人には守備の点で荷が重いので、もうしばらくはダウニングがレギュラーを張ると思います。しかしダウニングで満足かと言うとそうではないので、あわよくば新戦力が欲しいポジションです。

LWG:レフトウィング
1番手…フェリペ・コウチーニョ
2番手…ラヒーム・スターリング, ジョーダン・アーイブ
3番手…ウサマ・アサイディ
昨シーズン終盤はヘンダーソンもこのポジションに入ってましたが、プレシーズンマッチを見る限り今季の彼は中盤に固定されそうです。またコウチーニョも最近のパフォーマンスから明らかにトップ下向き。そうすると一気に駒が減ってしまうんですよね。レフトバックのエンリケは守備してよし、オーバーラップしてよしなので、創造性のある選手だとエンリケと絡みつつ(時には囮にしつつ)攻撃の幅を広げていけるんですが、現状それができるのはコウチーニョのみ。やはりまだティーンエイジャーの二人はボールを持ちたがるところがあるので安心して見てはいられません。

OMF:オフェンシブミッドフィルダー
1番手…フェリペ・コウチーニョ
2番手…ジョー・アレン, ジョーダン・ヘンダーソン, ルイス・アルベルト
ここも1番手は間違いなくコウチーニョ。昨季からの彼のプレーを見れば当然の序列ですよね。でもヘンダーソンも「熱さの出し方」を覚えてきて勢いは一番。ケガが完治したアレンもプレシーズンマッチから猛アピールを開始。新加入のアルベルトも随所にキラリと光る攻撃センスを見せ、まさに群雄割拠のポジションと言えます。それでもポジショニングやパスを出すタイミング、コース、速さなどコウチーニョの創造性が一歩抜きん出てると言った印象です。

CMF:セントラルミッドフィルダー
1番手…スティーヴン・ジェラード
2番手…ジョー・アレン, ジョーダン・ヘンダーソン
ジェラード最高~♪

さて、こうして攻撃陣の顔ぶれを見ることで層と質の足りないポジションを炙り出そうと試みたわけですが、また別の問題が出てきてしまいましたね。そう、コウチーニョはどこで使うべきか。コウチーニョは今やリバプールの攻撃には欠かせない大きな戦力となりました。そして彼のポジションと被るところに赤丸急上昇中の選手たちがいることで、起用法によってチームはガラリと姿を変えます。つまり、コウチーニョをどこで使うかによって補強の必要なポジションも変わってくるということを意味しています。

スアレスの穴を適切に埋めるためにはどういう補強が必要かを探ろうとしましたが、それにはチームの攻撃の柱となるコウチーニョの起用法抜きには考えられないという事が分かりました。ここからコウチーニョという選手に焦点を当てて考えてみます。
最初に考えるべきはコウチーニョの適性です。結論から言えば、明らかにコウチーニョの適性はトップ下だと言えます。なぜなら、コウチーニョの最大のストロングポイントは瞬時に状況を判断し一発で相手の急所を突くパスセンスだからです。さらにフットサルで培った足元の技術でキープ力も高くドリブルも上手い。そこから生まれるタメが味方のフリーランに猶予を与えますから、コウチーニョは自分でパスターゲットを作りパスが出せる、絵に描いたようなチャンスメーカーだというわけです。その動きが活きるポジションを考えれば、自ずとトップ下という答えに行きつきます。もちろん左サイドでプレーさせてもエンリケのサポートもあり中に切れ込むことができますから、同じようなチャンスメイクはできます。しかしやはりサイドに張り付くとパスコースは限定され、そこを塞がれるとドリブルしか選択肢がない。エンリケが高頻度でサポートに来てくれますが、それだけでは強みは活かし切れませんよね。



コウチーニョという選手はトップ下で使うべきだという結論になりました。でもじゃぁリバプールというクラブがコウチーニョをトップ下で使うべきかというとそう簡単にはいきません。さらにここから各ポジションで起用した場合のメリット・デメリットを考えます。
まずトップ下で起用した場合のメリットは、これまで散々述べてきたとおりワールドクラスのトップ下としてコウチーニョの実力をフルに発揮させられます。また左サイドの競争からいなくなるため、スターリングとアーイブにより多くの出場機会が巡ってきます。デメリットは、スターリングやアーイブのレベルでレギュラー候補になってしまう程LWGの層と質が低下すること。そして何より、他の攻撃的な中盤の選手であるアレン、ヘンダーソン、アルベルトのうち少なくとも2人はベンチになることです。アレン、ヘンド共にぐんぐん調子を上げ、新加入のアルベルトもPSMで早速その攻撃センスを発揮しています。これらの選手が問答無用にベンチに追いやられるのは考慮しなければいけない問題点です。
次に、コウチーニョをLWGで起用した場合。まずメリットは、上記のデメリットとは裏腹に、既存の選手をまんべんなく起用できることです。アレンは23歳、ヘンドも23歳、アルベルトは20歳です。アレンとヘンドは年齢的に今が一番試合に出なければいけない時。ジェラードの背中を見つつ、同年代のライバルと切磋琢磨させるのは確実に彼らの成長につながります。デメリットは、こちらも上記と正反対でコウチーニョを活かしきれない可能性があるということです。セレソンの司令塔を担える器の選手をベストじゃないポジションで起用するなんてもったいない。

コウチーニョを活かせば3人を持て余し、3人を無駄にしたくなければコウチーニョに妥協させなければいけない。なんとさらにややこしい問題になってしまいました。コウチーニョと3人を天秤に掛けなければいけないというわけです。しかし今一度考えてみると、コウチーニョをサイドに回して3人のうち誰かを中盤で起用するのは全てにおいて妥協の戦術と言えます。コウチーニョをサイドにするのも妥協。コウチーニョ以外の選手をトップ下で使うのも妥協。もちろんコウチーニョをトップ下で使えば3人の起用について妥協しなければいけません。けれどもチームのベストプレーヤーの起用法を妥協するよりはマシだと考えます。

以上から、コウチーニョのポジションにおける私の結論は、やはりトップ下起用です。これからトップ4、そしてプレミア優勝を狙うなら、ベストな選手をベストなポジションで起用すべきです。ヘンドたちはジェラードが安心して後を任せられるように彼からたくさん学んで、滞りない世代交代ができるように頑張ってほしいです。そしてスアレスの穴埋めとそのための補強策も同時に結論が出ます。もうお分かりの通り、左サイドにワールドクラスのアタッカーを獲得すればいいんです。ロジャースも「あと数人補強する」ことを明言してますから、スアレスを売るお金を使うなり何としてもこのポジションを強化してほしい。もしできなくてもヘンドをやアルベルトを使ってほしい。ロジャースにはコウチーニョをトップ下で起用することに何よりもこだわってほしい。それが私の切なる思いです。

コウチーニョがトップ下でプレーするその先にリバプールの未来はある。そう信じています。



This Week's Poll
今週のテーマ:スターリングとアーイブ、お気に入りはどっち?
poll0808.png
みなさんに迷惑を掛けながら2週に渡った今回のテーマ。ようやく決着がつきました! 結果はズバリ、スターリングがより期待されている選手でした。投票と共に寄せられたコメントは以下の通り。
スターリング
・去年前半の衝撃は忘れないす
・プレーの選択肢が多いのは彼のような気が
・2人とも期待!
・昨シーズン多くの試合に出れたのは大きい
・今シーズンになってプレーに幅が出て来た
・どちらも、有望なプロスペクトであるには違いない
・アイブにも期待だが経験という面の差で
アーイブ
・どちらも好きだけど同い年なので…笑
・体格がよい
・共に大きな怪我なく成長していってほしい
・PSMでの活躍は正直驚いた!
投票数はスターリングがアーイブの約2倍でかなり差があるように見えます。けれども、コメントを読むと両方頑張ってほしいという意見がどちら側からも見られ、1年先輩だからということで一応スターリングに入れたという方が多いように思います。今季は恐らくスターリングもアーイブも同程度の出場機会が得られるように思います。もしかしたらこの1年でアーイブも経験を積めば評価が、今季が終わる事には逆転しているかもしれませんね。今後の二人の活躍に期待しましょう!


カテゴリ:コラム

COMMENT

No title

おもしろかったです!
LWG/RWGを典型的なウィンガーではなく中央に切り込む事が要求されるポジションというふうに固定観念を振り払ってみるとトップ下からボックスに入るムヒタリアンでの補強を試みた理屈もなんとなく見えてきますね。
何はともあれ色々な組み合わせが出来るのは素敵なことです。後1, 2 人足りないみたいですけどね。あとヘンダーソンは左にも置けるのでアレンより臨機応変そうです。

> Koさん

ありがとうございます!
そうですね、ロジャースが望むWGは典型的なWGではないと僕も思います。
そうなんですよ、昨季の終わりにヘンド左のコウチーニョ真ん中は結構機能してたんで、やる気配が失せてしまったのが残念に思ってました。アレンもルーカスのバックアッパーとしての道もありかなとも思うんで、記事に書いたほど完全にベンチってことにはみんなならなそうだなとは思います。

No title

いつも楽しく拝見しています。初めてコメントします。
スアレス放出の可能性が高まり非常に残念ですね。。
私もPSMでより一層存在感を増し中心的な選手となったコウチーニョに期待したいと感じていました!
私の考えとしては、現状のままでいくならコウチーニョは左WGでいいかなと思っています。
トップ下はジェラードかアスパスあたりを据え、CMFはヘンドとアレンを起用して育ててほしいなと考えています。(ボランチからの展開力は不安ですが、育てましょう!)

> Yさん

初めまして、コメントありがとうございます!
色々な意味でスアレスの退団は残念ですね。。。
そうですね、記事に書いた通り現状のままなら左サイドが薄いし他を持て余すのでコウチーニョは左で使わないと上手く収まらないと思います。ジェラードはもう中盤でオーガナイズする役割にシフトしてますから、トップ下はロジャースも任せないんじゃないでしょうか。ロングパスが活きるのもセントラルですし、ボランチ=ルーカスの展開力を補ってもらうためにもセントラルで頑張ってほしいと思います。
でも現状ままではなく、コウチーニョを真ん中で使えるようにロジャースには工夫してほしいという思いです。

No title

いつも楽しく拝見してます。
スアレスが去るかどうかはまだ決まった訳ではないとは言え、ほぼ決まったようなもの...ウィンドウが閉まるまえに、スアレスが去った後の戦力の構築をはからなければなりませんね。
個人的には私もコウチーニョのトップ下を推します。
サイドに出ても仕事はできますが、中央の方がより活きるでしょうね。

> capricornさん

コメントありがとうございます!
同意してくださってありがとうございます^^
これからのリバプールはコウチーニョを中心に回る、そう思います!

No title

私もコウチーニョは真ん中がベストだと思います。
パス良し、ドリブル良し、撃って良しの彼はトップ下で一番持ち味が生きると思います。
個人的にはボリー二を左WGで使ってほしいです。
確かに無駄な動きが多いかもしれないですが、動きの引出しは多いし、ボックス内にどんどん顔を出してくれるので得点に繋がりやすくなると思います。
スタリッジは右に流れやすいですし。
ただ組み立てに期待できない分ダウニングの負担が大きくなるのかな…
現状ではトップ下コウチ、左WGスターリングでしょうか。

> アグエロさん

コメントありがとうございます!
昨日のバレレンガ戦でもコウチーニョのドリブルキープから何度も惜しいシーンが生まれてましたね!
やっぱりトップ下が合ってそうです^^
左サイドにボリーニですか、ふむふむ。ちょっと昨シーズンサイドでやった時の動き覚えてなくて、サイドでどういう動きをしそうか想像ができないんで何とも言えないです、すいません(._.)

そうですね、今のスカッドでトップ下をコウチーニョにしたら、左WGはスターリングだと思います。

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