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コラム

"リバプールらしさ"を築きあげる戦い

  • 2013.04.11 Thu 22:40
リバプールの「連携」を考えるシリーズ後編。前回はリバプールでいいコンビネーションを築く2人組をランキング形式でみた。今日は、そこからさらにもう一歩踏み込み、チームの強みと強化ポイントを探っていきたい。



◆Dancing Latin lads
 ランキングで名前が上がっていた選手の中でスアレス、コウチーニョ、エンリケはみなラテン系の血が流れる選手。そして実はスタリッジも、母方の祖父母と父方の祖父がジャマイカンなので、3/4はラテン人。つまり、ランクインした選手たちのほとんどは、ラテンにルーツを持っているのだ。だからこそきっと、波長が合う、リズムが合う、馬が合う。そんな感覚的な話だけでなく、少し真面目に話をすれば、ルーツが同じということは文化も似通ってくる。文化は人の価値観や趣向を左右するし、それはフットボールで言えば選手の好むプレーや思考特性に影響するだろう。すると、やりたいプレーや次のプレーのビジョンが近しくなりやすいと言えるはず。そして何より言語が近いことは、普段の生活から選手同士の相互理解を深めることは間違いない。この場合スタリッジは恐らく例外だが。
 プレーを具体的に掘り下げれば、上記の4人は確かな足元の技術で、高いキープ力と素早いパス回しを両立させている。そしてとにかくよく動く! スアレスを筆頭に、エンリケは活発な上下動、スタリッジも右や左に流れてチャンスメイクし、コウチーニョも上に下に右に… スアレスを中心に、誰かが動いて空いたスペースに別の選手が入り込んで相手のマークの混乱を誘い、パスワークで崩す。そんな彼らの奏でるラテンのリズムが、ロジャースのサッカーにみごとにハマっているのだろう。思い出して欲しい、あのスワンズ戦で見せた4人のパーフェクトな連携を。これが、これからのリバプールの強みだ。



◆仲が良ければ良い程、輪に入れない者は孤立する
 ここ2年で新たに加わった4人が、ピッチ上でこれからのリバプールの為政者となることは恐らく間違いない―もちろん将軍の座は揺るがないが。ここで、フォーメーション上で彼らの結びつきを表してみる。さらに前の記事の連携ランキングに出てきたコンビも線で結ぶ。すると、肩身狭そうにしている外様の姿が浮かび上がってくる。そう、ダウニングだ。前線でただ一人、誰ともいい連携を築けていないことがわかる。プレーを見る限りダウニングは、パス回しで崩す、ポジションチェンジでマークを外すという考えがないらしい。一時期ジョンソンとのコンビネーション良化がられたが、キャンペーン期間はもう終わっている。
 ダウニングにも強みはある。左足は強力で正確、右足も遜色なく使いこなす。母国の代表に呼ばれていた頃には、快足と良質なクロスで相手を唸らせていた。しかし恐らく、ウィンガーとして独力で敵陣を切り裂いてきたダウニングは、相手を翻弄する方法をドリブル以外知らないのかもしれない。他のプレーヤーが求めているのはパスなのに。
 結局はこうだ。監督のやりたいサッカーとそれに合う選手がいることで、そのスタイルにマッチしない選手は必然的に孤立する。レギュラーでさえ、ロジャースの求めるプレーができる選手とそうでない選手に連携面の差があるのに、誰かが怪我をした場合やカップ戦などで、控えの選手が出た時には悪化するのが目に見えている―ハマーズ戦のアサイディは正に蚊帳の外だった。


◆リバプールらしさ
 例えばライバルのマンチェスターUは、サイドの崩しを信条とする上で先発も控えも同じタイプの選手が揃い、いつでも同じクオリティが保てている。チーム創りに関しては敵ながらあっぱれと言わざるを得ない。去年の夏以来、ロジャースは既存のスアレス、エンリケという自分のスタイルに合う選手に、コウチーニョとスタリッジを加えて、目指すサッカーを具現化させてきた。そして、散々書いてきたが、その4人のコンビネーションがリバプールの攻撃の軸となる。つまり、ロジャースの思惑通り、パスと流動的な動きの組み合わせが、リバプールの攻撃スタイルになりつつあるのだ。しかし、まだ上流にいるライバルとは、組織の完成度で天と地ほどの差がある。
 率直に言ってしまえば、攻撃面に関してダウニングに取って代わる選手が必要だ。もちろんそれはあの4人と同タイプで、ロジャースのパスサッカーにマッチする選手でなければならない。前線の選手がみな同じリズムで動けるようになって初めて、ビッグクラブの名にふさわしい攻撃力が備わる。さらには、ユナイテッドのように各ポジションの控え選手まで同じタイプであることが望ましい。その点、スペイン出身のスソは数年後が大いに期待できるし、またスソと同じU21のストライカー、トリケット=スミスも個人的に期待している。スアレスのように真ん中から活発に動き回り、フィニッシュに絡むプレースタイルは有効だ。何よりパンチの効いたシュートと決定力が素晴らしい。
 これから先、ロジャースの作った道を歩ける選手と、道からずれて行ってしまう選手の違いが顕著になるだろう。しかし、目的地はもとより、先頭を行く4人のおかげで歩き方がハッキリしてきた。来季、この道を歩ける者をどれだけ増やすことができるか。ここでチームとしとしての完成度が高められれば、再来年にはプレミアのタイトルも夢じゃない。すべてはロジャースの手腕にかかっている。

カテゴリ:コラム

COMMENT

No title

スアレス、スタリッジ、コウチーニョ、エンリケの4人は連携が素晴らしいですよね!
今夏にエリクセンやメルテンスを狙っているリヴァプールですが、この4人と波長が合う選手に来てほしいです!

> レンさん

またまたコメントありがとうございます^^
前回レンさんから頂いたコメントを少し意識しながら書いて見ました( ´ ▽ ` )ノ
ほんとあの4人はいいカルテットですね♪
ロジャースもきっと分かってるでしょうから、彼らに合う選手を連れてきてくれると思いますよ!

久しぶりにコメントします。やっぱり皐月さんの記事、読んでてワクワクしてきますね!
次の更新も楽しみにしてます。

> シュンさん

コメントありがとうございます!
更新頻度低いし変わり種扱ってる分、他のリバプールブログに比べてアクセスが少ないんで、そういうコメントは本当に嬉しいです!!
これからも頑張ります↑↑

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