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インタビュー

ジョーダン・ヘンダーソン Q&A

  • 2013.08.21 Wed 11:30
プレミアリーグ新シーズン開幕を前に、ジョーダン・ヘンダーソンはSky Sportsの独占インタビューに答えてくれた。リバプールのトップ4の野望、チームが「一枚岩」になる必要性、そしてルイス・スアレスについてなど、たくさんの質問に答えてくれた。

2011年、1600万ポンドで故郷のサンダーランドからリバプールへ移籍したヘンダーソン。加入当初は不調にあえぎ一時は退団を勧められるまで落ちた彼だが、昨シーズンの活躍で批判してきた者たちの鼻を明かした。同時期に加入した仲間が次々と放出されていく中、チームでのポジションを勝ち取りジェラードの後継者とまで謳われるようになった彼の胸の内に迫る。

Sky Sports - Henderson Q&A 16th Aug 2013




―リバプールの今年の夏は忙しそうだね。コロ・トゥーレ、ルイス・アルベルト、イアゴ・アスパス、そして君の以前のチームメイトだったシモン・ミニョレを既に獲得している。新加入の選手たちはどうだい?

みんないい感じだよ。とってもよく馴染んでる。プレシーズンの活躍がすごくてチームが強くなること間違いなしだね。チームはかなりいい状態でみんな新シーズンに向けて自信満々さ。


―ブレンダン・ロジャースは選手層の充実を強く望んでるけど、それでリバプールはうまくいくと思う?

多分ね。シーズン全体ではケガや疲労は付き物だから、選手層の充実には大きな意味がある。チームにはそれなりの選手層がなきゃいけない、新たにいい仕事のできる選手が来てくれなきゃいけないってことさ。もしかしたら実際にそうなれるし、僕たちは本当にいいスタートを切ってるよ。


―スアレスはこの夏で出て行ってしまう可能性があるけど、残留する可能性もある。もし彼が残ったらリバプールのためになるかな?

間違いなく大きな後押しになるよ。彼はワールドクラスの選手だ。チームはベストプレーヤーを留める義務があって、彼は明らかに留めるべき選手の一人だね。だから彼が残ることになったら最高のニュースさ。僕たちは新シーズンを楽しみにしてるし、彼も再出発してくれることを願ってる。


―ロジャースは、最近の移籍を模索する言動からスアレスは謝罪が必要だって言っている。君は謝罪は必要だと思う?

それは僕が口出しすることじゃないよ。選手、監督、オーナーについて裏で何が起こってるかは決して分からない。他人には関係ない話。けどチームメイトの僕らにとっては問題ないと思う。フットボールではいつものことさ。


―今まで君が一緒にプレーした選手の中でスアレスはどれくらいの位置づけ?

彼は世界でも最高レベルの選手だよ。彼なら多くの人ができないこともやってのける。彼が残留しそうだってのはいいニュースだね。今僕たちはシーズンに向けて準備を整えることに集中するだけ。


―今季のプレミアリーグでリバプールはどこまでやれるかな?

土曜日からシーズンがスタートする。楽しみだよ。僕は1試合1試合に集中すべきだと思う。多くの人がトップ4とかなんとか言ってるけど、昨季よりも成長しなきゃいけない。それが上手くできればチームとしてそのトップ4の位置にたどり着けるんじゃないかな。


―君がリバプールに来てちょうど2年が経った。でも監督や選手が変わって君はアンフィールドのでの生活では先輩の一人になったよね。どう? 変な感じ?

あなたの言う通り僕はここで2年過ごしてきたけど、それ以上に慣れてきたって感じてるんだ。よりチームの一員になれてるってね。何年か暮らせば間違いなくクラブでの人々をもっとよく知れる。だから自分がここに馴染んできたことが良い方向に働いて、それでどんな時でも成長し続けられればいいなって思うよ。


―リバプールほどのクラブに慣れるまでにどれくらい時間がかかった? 結局ホームだって感じれた時はあった?

ここの人たちと知り合っていかなきゃいけないけど、北東部からリバプールに移り住むってのは僕にとって大きな変化で、それに慣れるのも同時にやらなきゃいけなかったんだ。それがフットボーラーになるってことでもあるんだけどね。


―君のリバプールでのデビュー戦の相手はサンダーランドだった。どんな感じだったか覚えてる?

リバプールでのデビューの時はほんと最高の気分だったよ。サンダーランド相手にプレーするってのは少し変な感じだったけど、今でもリバプールのユニフォームに袖を通すときは毎回たまらない気分になるんだ。


―リバプールでのデビュー戦は、サンダーランドでのデビュー戦と比べてみてプレッシャーはどうだった?

(リバプールの方が)多分プレッシャーが大きかったと思う。もしあなたがあるクラブでかなり若くして成功したとしても―僕がサンダーランドでしたみたいにね―人が同じように期待してくれるとは思わないし、あまり知られないと思う。でも他のクラブに移籍したら期待は高くなるんだ。その重圧に対応する必要があるし、プレッシャーと共に前に進まなきゃいけないのさ。


―君が初めてリバプールでプレーした時、1600万ポンドの値札に影響されて君が体感した期待はどれくらいだったんだい? あと2012/13シーズンは良いシーズンになったけど、君の移籍金にいちゃもんをつけた人たちが間違いだったって証明できてよかった?

僕は今まで、自分にそれだけの金額の価値があることを証明しなきゃいけないって感じたことはないよ。そんなの考えたことなかった。それは僕には関係ないしそれについて考え過ぎたこともない。僕にとって一番大事なのは毎日自分が成長してるって実感できることだから。僕は僕がなれるベストになりたい。そして僕がプレーできる試合は毎回チームに貢献したいんだ。


―すべてを出し切るには君が最も活きるポジションで使われることが必要だと思うけど、今の君の多才さはこれまでにいくつか異なるポジションで起用されたおかげだよね。好きなポジションはあるの?

中盤の真ん中が他よりやりやすいかな。でもリバプールみたいなビッグクラブにいたら慣れないポジションでプレーすることもある。けど慣れてないからと言って違う役割りを学ばなくていい訳ない。出場機会も増えるだろうしね。僕も昨シーズンは2列目の3人のうち左サイドとしてたくさんプレーした。上手くやれてたと思うよ。何個か良いゴールも決めたし。僕はどこで使われてもプレーを楽しんでるし、何よりスタメンに入りたいんだ。


―君は試合についてもっと学ぶことがあるって言うけど、リバプールでスティーブン・ジェラードと一緒にプレーすることでどれだけ成長した?

スティービーみたいな人からはいーっぱい学べるんだ。彼は素晴らしい模範であり偉大なリーダーでもある。毎日彼と一緒に練習したりプレーしたりできるのは特権だね。練習でも、ピッチ内外で彼を見てても学べることがたくさんあるよ。物事に取り組む姿勢とか。彼から学び続けて糧にできたらいいね。


―専門家は君が中盤の心臓としてジェラードの後継者になれるって言ってるけど、君自身、それは目標なの?

大げさだなぁ(笑) スティーブン・ジェラードは長きに渡って世界のトップを走ってきた選手。もし僕が彼が達成したうちの5分の1でもできれば、僕は正しいことをしてるって言えると思う。彼みたいな人からは学ぶことはできても、彼みたいになるには何かを成し遂げることに相当集中しなきゃいけない。いつの日か彼のような男になりたいよ。


―君はU21イングランド代表でキャプテンを務め、プレシーズンのバレレンガ戦ではリバプールでもチームを率いた。ジェイミー・キャラガーが引退したことで、君にはイングランド人選手としてドレッシングルームでジェラードをサポートするためによりリーダシップが求められてるんじゃないかな?

スティーブンは間違いなくリーダー。チームの、そしてクラブのキャプテンだし。ダン(ダニエル・アッガー)も今や副キャプテンになった。でも僕は全員で一枚岩にならなければいけないと思ってるんだ。ピッチの上では全員がそれぞれのやり方で周りをリードすべきだよ。僕も同じように貢献できるようになりたい。


―ケニー・ダルグリッシュが獲得した君の仲間、アンディ・キャロルやチャーリー・アダム、そしてスチュワート・ダウニングはもうほとんどロジャースによって売却されてしまっている。ジョンジョ・シェルヴィもチームを去った。ロジャースは明確に君を評価した訳だけど、彼からの信頼は君にとって大きな意味があるんじゃない?

まず初めに、僕は望むほど先発出場は出来ないと思う。でも僕に何が足りないか、試合に出るには何をしなければいけないか、監督とは常に話をしてる。僕はチームから離れてしまったような気分になったから相談するようにしたんだ。それは今でも続けてる。監督はとても素晴らしい人だよ。彼と一緒にやってたくさんのことを学んだ。だからあと数年は続けられるといいな。


―ロジャースは監督してどんな人? 怖い? それとも親しみやすい?

監督とはいつでも話せるんだ。もし悩みを抱えてても、監督に話せば彼は正直な答えを返してくれる。でも同時に、必要ならケツを蹴りあげて喝も入れてくれる。監督が来てまだ間もないけどクラブのために本当によくやってるよ。時間がたてばもっともっとチームは向上するだろうね。それに僕に対しても本当に良くしてくれてるんだ。

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カテゴリ:インタビュー

インタビュー

オーウェンが語るフットボール, レアル・マドリード, SAF, 友情

  • 2013.08.17 Sat 13:10
telegraph - Michael Owen: I have sympathy for Luis Suárez over desire to leave Liverpool 10th Aug 2013




ルイス・スアレス, フットボーラーとして...

ルイスにはほんと同情するよ。スアレスのやったことがすべて正しいなんて言わないしそんなのは以ての外だけど、僕もフットボーラーだったから彼の立場は理解できるんだ。ルイスは世界最高レベルのストライカーの1人だから。彼は今シーズンはリバプールではリーグは獲れないだろうし、CL圏内さえ無理かもしれない。彼は今まで信じられないほどリバプールのために良くやってきたのにね。フットボールの世界は厳しいよ。成し遂げるには(選手としていられる)15年間のほとんどを捧げなければいけないんだ。

貪欲で忠誠心など無い、人はフットボーラーに対してこの手の固定観念を持ってる。でもみんなだって、もしスアレスに今の彼ほどの実力がなかったらリバプールが寄り添うことなどしなかったと思うはずさ。もちろん選手はそれまで自分のためにファンがしてくれたことを心にとめて感謝しなきゃいけないけど、プレーするのは選手自身なんだ。

ルイスはリバプールから這い上がってきたわけじゃないから、リバプールにはそれほど親近感は湧かないかもしれない。でもファンは彼に対して大いに親しみを感じているし、その思いに報いてくれることを期待してる。にもかかわらず、彼は退団してできる限りいいクラブに行こうとしてる。ここが僕があまり納得いってないところでね。もし選択肢がアーセナルしかないなら、それこそほんとに理解に苦しむよ。リバプールファンは彼を思いやり、チームも事実上彼を中心に組まれているのにさ。レアル・マドリッドが獲得に来てたら理解はできるんだけど。


レアル・マドリード, フットボールで大事な物...

僕はスアレスよりはリバプールに馴染んでたよ。彼はまだ2年だけど、比べて僕は11歳の頃からいてお茶係や他もみんな知ってる。僕の場合は(レアル行きの)このチャンスを逃すことは出来ないって自分で決断したんだ。恐らく今のガレス・ベイルと同じ状況さ。ガレスががむしゃらにスパーズを出たがってるとは思わないけど、人生の中でも間違いなくチャンスなんだ。「もしそうしなかったとして、果たして俺はその決断を正当化できるのか?」って思うんだよ。

レアル・マドリッドだよ!おいおいおい? あの! ジダン、ラウール、フィーゴ、ロナウド、ベッカムの! 僕がリバプールに居た時、僕たちはタイトルを獲得した。でもすぐにはリーグ制覇はできそうになかった。僕は思ったんだ、「よし、僕たちのチャンスはバルセロナと半々だ」ってね。それがレアル・マドリッドさ。それはクラブ名であり、スタジアム、選手、ユニフォーム、そして歴史でもある。お金なんて欲しいものの中でもかなり下の方だよ。

僕はお金に目が眩んだことなんてない。お金に惑わされる必要なんて本当になかった。トップレベルになるとコマーシャル契約があって、僕はピッチ外でピッチ内と同じかそれ以上稼いだんだ。(レアルに行かずに)もしリバプールとの契約を更新してても、マドリッドと同じだけの給料を貰ってたと思う。僕のキャリアでかなりのお金を貰ってたのはニューカッスルの時だけだよ。あの時はリバプールとも話したし、かなりリバプールに戻りたかったんだけど、そうなったとしたらニューカッスルで貰ったお金の2/3だったね。


ウェイン・ルーニー...

ウェインはずっとプレーしてたいやつ。僕たちだってフットボールが大好きだけど、あいつはレベルが違うよ。僕はフットボールを見てあそこまで興奮するやつを他に知らない。あいつが引退しても公園でボール蹴ったりしてるだろうね。練習でグラウンドに出たら、あいつはまずボールバッグを開けてボールをあちこち叩くんだ。違うのも試しながらね。

あいつの頭に主役じゃなくていい、試合に出れない時があってもいいなんて考えが浮かぶとは思えないな。特にW杯がある年なら尚更。あいつはチームシートで最初に名前を呼ばれたいんだ。もしそうじゃなかった時にはかなりヘコむはずだよ。自分が主役になれるところに行きたいもんさ。


"サー" アレックス・ファーガソン...

サー・アレックスから電話がかかってきた時、まずドレッシングルームに座って彼の話を聞くのが待ちきれないって思った。それからなってこった、これはリーグタイトル、チャンピオンズリーグを勝ち取る大チャンスだぞ!って考えた。お金なんて全然二の次だったよ。

ジェイミー・キャラガーは僕に電話してきたけど、週給いくらだとかオールドトラフォードでプレーする気分はどうだとかは聞いてこなかった。あいつはただこう言ったんだ、「チームミーティングがあったら電話くれ、ファーガソン監督がすべて吐いたら教えてくれよ」ってね。

ビッグゲームになればなるほどサー・アレックスの存在は大きくなるんだ。チャンピオンズリーグのチェルシー戦での彼の話は一生忘れないよ。正に感動ものだった。彼はユナイテッドの歴史やこのクラブの何たるか、自分たちが何なのか、フットボール選手というのがどれだけ特別な存在か、このチームがどれだけ特別か話してくれたんだ。それから監督自身の生い立ちと、チームがこの場所にたどり着くのにどれだけ苦労してきたかを教えてくれた。この試合のこと、試合には自分の特長を際立たせてくれるチャンスがあることを話してくれたよ。とにかく大きな存在だったね。


引退...

間違いなくまだ最高レベルの舞台でプレーできたしゴールも決められたけど、昔みたいには試合を決めるようなプレーは出来なくなってそれが何よりも嫌な感覚だった。それは緩やかに訪れた。特にユナイテッドでプレーしていた時、20代後半かな、競走に勝てない恐怖からスプリント勝負したくないと思うようになってたんだ。キャリアの始め、グレイハウンドのようだった頃とは逆に、より他の選手と連携しなければいけなかった。サイドに下がってからペナルティボックスに入り、連携プレーをする。なんでもこなさなきゃいけなかった。

もし君がうちに来たらこう言うよ、「アルゼンチン戦での杯はどこだい?」って。そしたら探さなきゃな。子供たちは聞かないんだけど、僕たちが出てける時の事から長女は気付いてる。「なんでパパに会いに来る人はみんなサインや写真を求めるの?」って。長女はそれについて考え始めてるし、名声を手に入れるってことも理解し始めてる。7歳と5歳と3歳の子たちはわかってない。


親...

僕は早く子供が欲しかったんだ。息子に自分のプレーを見てほしかった。自分の父親が何をしてるのかをね。僕はいつも父さんが全盛期だったころをみれなかったことを残念に思ってた。父さんは30代の前半で僕を生んだ。当時父さんはコルウィン・ベイFCでプレーしてた。僕は3歳。いつもゴール裏にいてゴールキーパーの歌を歌ってた。「Eddie Roberts walks on water!(エディー・ロバーツが水を取りに行く~♪)」(※訳者注 Eddie Money『Walk On Water』のもじり)。母さんは今でもその話をしてるよ。

僕はずっとフットボールは少々おかしな世界だって気づいてたんだ。何もない所からいきなり模範に仕立て上げられ、何百万ポンドものお金を手にし、自分の名前が歌われ、お世辞を言われるようになり人が自分のためにすべてやってくれるようになる。そんなの自然じゃない、健全じゃない、普通じゃない。自分のペースでそういうのを手にする上で正しい教育が重要だった。両親は僕にマナーと規律と人を尊敬するということを教えてくれた。


結婚, 友人...

おとぎ話の一部みたいだったよ。僕と妻は10軒隣りに住んでたんだ。幼稚園と小学校は一緒に行ったし、ずっと恋人同士で、そのうち結婚に至った。僕の友人たちは学校で知り合ったやつらさ。フットボールはとても信用のおけない世界。信じれる人はいる? この10年で友人をつくるのは難しいことだって分かったんだ。

ユナイテッドにもリバプールにもどこにでも素晴らしい人はいたよ。でも本当の友人って意味で僕が残りの人生で話ができるのはキャラとディディ(ハマン)かな。ニューカッスルに居たニッキー・バットも、彼とはいい関係を築いたよ。


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キャラガーとオーウェン



カテゴリ:インタビュー

コラム

コウチーニョはこう使え! リバプール戦略会議

  • 2013.08.07 Wed 14:10
現地時間8月6日、スアレスが移籍願望を公に明言しました。これにより次のシーズンは彼の居ないチームで臨むことが確定的となりました。そして自ずと話題に上がるのがスアレスの穴をどうやって埋めるのか、攻撃力低下をどう防ぐのかです。スアレス級の選手が抜けた穴は、さすがに残った選手だけで埋めることはできません。では補強はどこをどう補強すべきか、それを考えていきたいと思います。問題を解決するには、現時点で置かれた状況を正しく認識する必要があります。そこでまず、リバプールの攻撃陣の顔ぶれとポジションごとの序列を確認しましょう。

formation0804.png
太字:現時点でのレギュラー候補
赤字:今夏新加入



CF:センターフォワード
1番手…ダニエル・スタリッジ
2番手…イアゴ・アスパス
3番手…ファビオ・ボリーニ
スアレスが退団すればここはスタッリジが不動の1番手でしょう。本人は色々動き回りたいようですが、最前線でボールキープできるフィジカルとテクニックを備えたCFは彼くらいです。また昨シーズンからやっている分、他の選手との連携もすでにある程度できています。アスパスはボールタッチに天賦の才がありますが身体を張るタイプじゃないので、下がる動きなどで上手く2列目の選手と絡んでチャンスを作れるよう連携を磨けば。ボリーニは残念ながら動きに無駄が多すぎます。裏を取る動きに精彩を欠く今、他に武器のない彼には厳しい時期でしょう。


RWG:ライトウィング
1番手…スチュワート・ダウニング
2番手…ラヒーム・スターリング, ジョーダン・アーイブ
ここはダウニングが苦労してレギュラーの座を掴みとった場所ですが、プレシーズンマッチで猛アピール中のティーンエイジャー2人の突き上げが激しい今日この頃。しかし「ジョンソンと組めるウィング」となるとその二人には守備の点で荷が重いので、もうしばらくはダウニングがレギュラーを張ると思います。しかしダウニングで満足かと言うとそうではないので、あわよくば新戦力が欲しいポジションです。

LWG:レフトウィング
1番手…フェリペ・コウチーニョ
2番手…ラヒーム・スターリング, ジョーダン・アーイブ
3番手…ウサマ・アサイディ
昨シーズン終盤はヘンダーソンもこのポジションに入ってましたが、プレシーズンマッチを見る限り今季の彼は中盤に固定されそうです。またコウチーニョも最近のパフォーマンスから明らかにトップ下向き。そうすると一気に駒が減ってしまうんですよね。レフトバックのエンリケは守備してよし、オーバーラップしてよしなので、創造性のある選手だとエンリケと絡みつつ(時には囮にしつつ)攻撃の幅を広げていけるんですが、現状それができるのはコウチーニョのみ。やはりまだティーンエイジャーの二人はボールを持ちたがるところがあるので安心して見てはいられません。

OMF:オフェンシブミッドフィルダー
1番手…フェリペ・コウチーニョ
2番手…ジョー・アレン, ジョーダン・ヘンダーソン, ルイス・アルベルト
ここも1番手は間違いなくコウチーニョ。昨季からの彼のプレーを見れば当然の序列ですよね。でもヘンダーソンも「熱さの出し方」を覚えてきて勢いは一番。ケガが完治したアレンもプレシーズンマッチから猛アピールを開始。新加入のアルベルトも随所にキラリと光る攻撃センスを見せ、まさに群雄割拠のポジションと言えます。それでもポジショニングやパスを出すタイミング、コース、速さなどコウチーニョの創造性が一歩抜きん出てると言った印象です。

CMF:セントラルミッドフィルダー
1番手…スティーヴン・ジェラード
2番手…ジョー・アレン, ジョーダン・ヘンダーソン
ジェラード最高~♪

さて、こうして攻撃陣の顔ぶれを見ることで層と質の足りないポジションを炙り出そうと試みたわけですが、また別の問題が出てきてしまいましたね。そう、コウチーニョはどこで使うべきか。コウチーニョは今やリバプールの攻撃には欠かせない大きな戦力となりました。そして彼のポジションと被るところに赤丸急上昇中の選手たちがいることで、起用法によってチームはガラリと姿を変えます。つまり、コウチーニョをどこで使うかによって補強の必要なポジションも変わってくるということを意味しています。

スアレスの穴を適切に埋めるためにはどういう補強が必要かを探ろうとしましたが、それにはチームの攻撃の柱となるコウチーニョの起用法抜きには考えられないという事が分かりました。ここからコウチーニョという選手に焦点を当てて考えてみます。
最初に考えるべきはコウチーニョの適性です。結論から言えば、明らかにコウチーニョの適性はトップ下だと言えます。なぜなら、コウチーニョの最大のストロングポイントは瞬時に状況を判断し一発で相手の急所を突くパスセンスだからです。さらにフットサルで培った足元の技術でキープ力も高くドリブルも上手い。そこから生まれるタメが味方のフリーランに猶予を与えますから、コウチーニョは自分でパスターゲットを作りパスが出せる、絵に描いたようなチャンスメーカーだというわけです。その動きが活きるポジションを考えれば、自ずとトップ下という答えに行きつきます。もちろん左サイドでプレーさせてもエンリケのサポートもあり中に切れ込むことができますから、同じようなチャンスメイクはできます。しかしやはりサイドに張り付くとパスコースは限定され、そこを塞がれるとドリブルしか選択肢がない。エンリケが高頻度でサポートに来てくれますが、それだけでは強みは活かし切れませんよね。



コウチーニョという選手はトップ下で使うべきだという結論になりました。でもじゃぁリバプールというクラブがコウチーニョをトップ下で使うべきかというとそう簡単にはいきません。さらにここから各ポジションで起用した場合のメリット・デメリットを考えます。
まずトップ下で起用した場合のメリットは、これまで散々述べてきたとおりワールドクラスのトップ下としてコウチーニョの実力をフルに発揮させられます。また左サイドの競争からいなくなるため、スターリングとアーイブにより多くの出場機会が巡ってきます。デメリットは、スターリングやアーイブのレベルでレギュラー候補になってしまう程LWGの層と質が低下すること。そして何より、他の攻撃的な中盤の選手であるアレン、ヘンダーソン、アルベルトのうち少なくとも2人はベンチになることです。アレン、ヘンド共にぐんぐん調子を上げ、新加入のアルベルトもPSMで早速その攻撃センスを発揮しています。これらの選手が問答無用にベンチに追いやられるのは考慮しなければいけない問題点です。
次に、コウチーニョをLWGで起用した場合。まずメリットは、上記のデメリットとは裏腹に、既存の選手をまんべんなく起用できることです。アレンは23歳、ヘンドも23歳、アルベルトは20歳です。アレンとヘンドは年齢的に今が一番試合に出なければいけない時。ジェラードの背中を見つつ、同年代のライバルと切磋琢磨させるのは確実に彼らの成長につながります。デメリットは、こちらも上記と正反対でコウチーニョを活かしきれない可能性があるということです。セレソンの司令塔を担える器の選手をベストじゃないポジションで起用するなんてもったいない。

コウチーニョを活かせば3人を持て余し、3人を無駄にしたくなければコウチーニョに妥協させなければいけない。なんとさらにややこしい問題になってしまいました。コウチーニョと3人を天秤に掛けなければいけないというわけです。しかし今一度考えてみると、コウチーニョをサイドに回して3人のうち誰かを中盤で起用するのは全てにおいて妥協の戦術と言えます。コウチーニョをサイドにするのも妥協。コウチーニョ以外の選手をトップ下で使うのも妥協。もちろんコウチーニョをトップ下で使えば3人の起用について妥協しなければいけません。けれどもチームのベストプレーヤーの起用法を妥協するよりはマシだと考えます。

以上から、コウチーニョのポジションにおける私の結論は、やはりトップ下起用です。これからトップ4、そしてプレミア優勝を狙うなら、ベストな選手をベストなポジションで起用すべきです。ヘンドたちはジェラードが安心して後を任せられるように彼からたくさん学んで、滞りない世代交代ができるように頑張ってほしいです。そしてスアレスの穴埋めとそのための補強策も同時に結論が出ます。もうお分かりの通り、左サイドにワールドクラスのアタッカーを獲得すればいいんです。ロジャースも「あと数人補強する」ことを明言してますから、スアレスを売るお金を使うなり何としてもこのポジションを強化してほしい。もしできなくてもヘンドをやアルベルトを使ってほしい。ロジャースにはコウチーニョをトップ下で起用することに何よりもこだわってほしい。それが私の切なる思いです。

コウチーニョがトップ下でプレーするその先にリバプールの未来はある。そう信じています。



This Week's Poll
今週のテーマ:スターリングとアーイブ、お気に入りはどっち?
poll0808.png
みなさんに迷惑を掛けながら2週に渡った今回のテーマ。ようやく決着がつきました! 結果はズバリ、スターリングがより期待されている選手でした。投票と共に寄せられたコメントは以下の通り。
スターリング
・去年前半の衝撃は忘れないす
・プレーの選択肢が多いのは彼のような気が
・2人とも期待!
・昨シーズン多くの試合に出れたのは大きい
・今シーズンになってプレーに幅が出て来た
・どちらも、有望なプロスペクトであるには違いない
・アイブにも期待だが経験という面の差で
アーイブ
・どちらも好きだけど同い年なので…笑
・体格がよい
・共に大きな怪我なく成長していってほしい
・PSMでの活躍は正直驚いた!
投票数はスターリングがアーイブの約2倍でかなり差があるように見えます。けれども、コメントを読むと両方頑張ってほしいという意見がどちら側からも見られ、1年先輩だからということで一応スターリングに入れたという方が多いように思います。今季は恐らくスターリングもアーイブも同程度の出場機会が得られるように思います。もしかしたらこの1年でアーイブも経験を積めば評価が、今季が終わる事には逆転しているかもしれませんね。今後の二人の活躍に期待しましょう!


カテゴリ:コラム

インタビュー

スターリング「マグレじゃないことを証明してやる」

  • 2013.08.01 Thu 11:48
リバプールのウィンガー、ラヒーム・スターリングはこれまで起きたすべてのことを糧にし迎える新シーズンに向け日々成長している.

LIVERPOOL ECHO - Exclusive interview: Sterling on his injury battle & mission to prove last season was no 'fluke' 27th Jul 2013




ラヒーム・スターリングは若干18歳にして既にフットボールのプロの世界で人生の酸いも甘いも経験してきた。1年前に北米へ飛び、わずか3回の途中出場でブレンダン・ロジャースの心を掴んでいる。マンチェスター・シティ戦でリーグデビューを果たすと、チームでのポジションを確立し一気にレギュラーまで駆け上がった。11月にはイングランドのフル代表でもデビュー。翌月には新たな契約にサインし、まさに順風満帆なキャリアを歩んでいた。
しかし彼の物語はそこでは終わらない。突然調子が落ち、3月に怪我でシーズンを終える前にチームオーダーからも外れるようになった。5月には暴行の容疑で訴えられてもいる―無罪が確定している。
けれども、それらはもうすべて過去の話だ。幸福に満ち、落ち着いたスターリングは今はもう未来を見据えている。取り戻した猛烈なパフォーマンスは彼をスターダムへと押し上げる。


試合では良い時もあれば悪い時もあるし、上の選手たちは全員そういう経験をしてきてる。自分の思い通りのキャリアを歩むなんてあり得ないんだ。

昨シーズンの始まり方は僕にとってすごい良かった。こんな大きなクラブのこんなにも高いレベルでプレーするチャンスが得られた事は、ブレンダンには本当に感謝してる。イングランド代表でプレーできたことなんか僕の人生でも最高の瞬間だったよ。

怪我で離脱した時はまたチームに戻ってプレーすることしか考えてなかった。でもチームから離れて、友達と過ごす時間ができたのは良かったよ。昨シーズンの最初のシャープネスを取り戻したい、それをずっとプレシーズンは考えてる。

その時はそう思わなかったんだけど、たぶん休んだのは良かった。誰でもできるだけ多く試合に出たいと思うけど、僕には身体的にはもちろん精神的にも休みが必要だったんだと思う。

休んでる時フィールドから出てもやることはあったし、ピッチ外で過ごした時間があったから新しいシーズンに向けてうずうずしてるよ。

今は全部ぼく次第。気合入れて僕は本当に使える選手なんだって証明しなきゃならない。あれはマグレなんかじゃないってね。今季はやらなきゃいけないことがいっぱいさ。


スターリングが体調を回復させる道のりは決して平坦ではなかった。右大腿を打撲し、ケガは日にひに悪化していく。3月にはファーストチームのラインナップから彼の名前が消えたが、今はケガがぶり返さないように、特別に組まれた練習メニューをこなし体調を戻している。プレシーズンを通じてフィットネスは完調に戻りつつある。

U21と一緒にトレーニングしてた。

僕は膝を打っていくつかアザができた。でもあんまり気にしてなくて。そしたら内出血もしててそれが固まり始めたんだ。

12月頃に痛みが出始めて、パフォーマンスにも影響するようになって。急に調子が落ちたのも単純にケガのせいだったと思う。前みたいな体の切れがなくなったんだ。ボールを持っても僕はまるでカタツムリだったよ。

ケガは僕を徐々に蝕んでたくさん試合に出るのがしんどかったな。若い選手としては時々チームから外れなきゃいけないことがあるのは理解してる。それまで僕はいっぱい試合に出てたしね。

僕のケガは慢性的なものだから、たとえ復帰してもケアを続けなきゃいけないんだ。

僕は本当にプロフェッショナルにならなきゃいけないしケガにも気を付けなきゃいけない。でも今は克服して体調も100%さ。


リバプールに戻ってきた選手たちには少しの休息を取った後アンフィールドでスティーヴン・ジェラードの顕彰試合が待っている。スターリングはキャプテンと同じチームで共にプレーできることを純粋に喜んでいる。

みんなにとってスティーヴン・ジェラードは勇気をくれる存在で、ここにいる選手は誰よりも彼を尊敬してる。

僕はまだ彼について語れるほどじゃない。でも彼がこのクラブで成し遂げてきたことを考えればわかるよね。

彼はこれまでリバプールでプレーしてきた選手でも最高の選手の一人だから、彼と一緒にプレーする機会が得られるなんてすごすぎるよ。

彼がFA杯決勝でウェスト・ハム相手に決めたゴールを見たときはそんな彼と同じチームでプレーする日が来るなんて思いもしなかった。夢が現実になったんだ。

僕はこのクラブに彼がいて、彼から学べることにただただ感謝してる。


カテゴリ:インタビュー

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